ありがとうが言いたすぎて

こんばんは。石川優実です。

私がこういうブログを書いてから、一年以上が経ちました。

「なんで女性差別の運動をしていて、お決まりのバックラッシュを受けてるのに誰も一緒に戦ってくれんのかなぁ。裏で『石川さん応援してます』って言われてもさ、続いて『リプすると私にも嫌がらせがくるから怖くて・・・』って言われて、自分さえ良ければいいわけか。」

そんな気持ちを抱えて書いたブログでした。

みんな、#KuTooとか運動の成果だけ持ってって、頑張らなきゃいけない部分は全部人に任せて、知らん振りか。
そういう気持ちで書いたものでした。

そこから一年ちょっとが経ちました。
そして、一緒に闘ってくれる人たちがたくさん出てきました。

そして多分、最近その割合が誹謗中傷してくる人たちを上回ったんだと思います。私の中の積み重ねの話です。

毎日毎日嫌がらせをしてくる人たちのツイートしか目についていなかったので、それが真実だと思っていたんです。
「頭が悪い」ってみんなが言うから、私は頭が悪いんだと思っていたし、「みんなに嫌われている」って言うからみんなに嫌われてるんだろうなと思って、自分から人に話しかけたりがあまりできなくなっていたし、そういう理由でイベントや集会も避けたりしていました。

でも、この一年くらいの間にたくさんの人が言い返してくれるようになったし、好きだと直接伝えてくれる人やTwitter上で表明してくれる人がいたし、「私と仕事がしたい」と声をかけてくれた人がたくさんいたし(アベプラは除く)、誹謗中傷に対する訴訟費用を寄付してくれた人がたくさんいたし(こちら今も情報開示請求や裁判中です、お知らせできずすみません。)、落ち込んでいたらいつも話を聞いてくれるオンラインサロンの皆さんややフェミやろ‼︎‼︎のメンバー、フェミ話なんてしたことのなかった高校の同級生や後輩から「応援してるよ」っていうメッセージ、いつも優しくて色々と教えてくれて、いざというときは連帯し合ってくれるフェミニストの先輩たち、私より全然若いのにジェンダーやフェミニズムについてめっちゃ勉強していてイベントに声をかけてくれる大学生の皆さん、初めての本を出版してくれた編集者さん、私にフェミニズムの運動と連帯の大切さを学ぶ機会を与えてくれた編集者さん、本の出版のお話をくださる編集者さん、男女平等推進センターでの講座の際、「この人訴えられてますがそういう人を使うんですか?」とのクレームに、「石川さんみたいな人がいて今の社会がある、ということはわかっていますので」と言ってくださった担当の方、訴訟に一緒に闘ってくれる弁護士の皆さん、クラファンや署名などで私のコメントを求めてくださる方、私が#MeTooする前からずっと仲良くしてくれて、最近は一緒に仕事までしてくれる飲み友達、先日収録でお会いして「やっと会えましたね。」「闘えるうちは闘えばいいのよ」とおっしゃってくださった田嶋陽子さん。一年前いつも死にそうになっていた時にめんどくさがらずにそばにいてくれたパートナー、他にももっともっと本当にたくさんの声を、この一年の間に受け取りました。

その結果、私は皆さんと自分の声を信じることができる自分になりました。アファーマティブアクション的な感じなんだと思います。
「お前はだめだ」という人が50%、「あなたが素敵よ」と言ってくれる人が50%なら、どっちを信じるか私が選ぶことができる。

今も誹謗中傷をたくさん目にしますが、なんか本当にめっちゃ今パワーアップしていて、それらを信じない自分になってきました。
でも、一年かかりました。いや、2年以上か、#KuToo始めた時からだから。時間がかかりました。時間も、労力も、皆さんの協力も、とてもかかりました。

でも、諦めなくて本当に良かったなと思っています。
Twitterは、女性運動にとってかなり重要なものだと思っています。
Twitterがなかったら、#MeTooを知ることもなかったし、#KuTooだって始まらなかった。勝手に自分の体を触られることがセクハラだって知らなかったし、嫌いな人のセックスを断っていいなんて気がつけなかった。

日々抱えているもやもやを共有できなかったし、共有できたからこそ「個人的なことは政治的なこと」に気がつくことができました。

Twitterは、女性差別を温存したい人たちからしたら脅威ですよね。連帯されたらやばいんでしょう。森氏みたいな人が辞任に追い込まれるんだから。差別ができない世の中になっていってしまうんだから。だから私がTwitterをやめるまでずっとストーカーのように毎日毎日嫌がらせをしにくるのだと思う。

だけど、Twitterをやめるのは女性運動を諦めるということだと、現代に生きている私は思う。

そんな勢力には絶対に屈しないし、できることをこれからも続けていこうと思う。

どうしても、みんなにお礼が言いたくなってブログを書きました。
一年前に、私への誹謗中傷ツイートが何千もいいねリツイートされて、電車に乗れなくなったこと。ふと包丁がどこにあったっけと頭をよぎるようになったこと、絶対に死にたくないのに死のうとしてしまう自分になっていたこと、本当に怖かったししんどかったけどなんとか生きてきて良かったなと思っているし、そんな自分はやっぱり私にとって愛おしい大好きな自分だし、皆さんのことも大好きです。らぶ。

ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願い致します。

ハッシュタグ#石川優実さんへの誹謗中傷をやめろってやつ、本当に嬉しいです!ありがとう!

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ありがとうが言いたすぎて” に対して1件のコメントがあります。

  1. 蔵貫隆子 より:

    石川優実さん、諦めないで闘ってくださり、ありがとうございます。
    私は、あなたよりずーっと先に生まれて、「kutuu」の運動に感謝して、ヒールのある靴への依存を止めることができ、本当に感謝しています。
    お礼を言うのが遅くなってすみませんでした。
    私にとって、自分を自分らしくできるのは、ヒールのある靴を我慢して履くことではなく、「自分が思う事をするのに動きやすい靴を履いてもいい」という事を気づかせてくれたのは、「kuttu」の活動でした。私は、ヒールのある靴を履いているときよりはるかに、自由になりました。これからも、あなたの活動を応援し、私もより自由な発想で生きていきたいと思います。
    ありがとうございました。

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