素股のこととかセックスワーカー差別のこととか

中高生向けの性教育サイト「セイシル」で、「素股で妊娠しますか?」という質問がされました。
それに対しセイシル側は、「安全な素股の方法」を紹介しました。
私はオンライン署名サイトChange.orgで募られていた、セイシルに対する抗議の署名にサインをしました。
(現在セイシルはコンドームの着用をしてくださいと書いたようです。そして、署名は違反しているということで削除されたそうです。何がどう違反なのかは説明がされていません。)

私がこの記事に対して思うことを書いておきます。

まずはじめに、自分自身がセックスワーク元従事者です。なぜこれをわざわざ書くかと言うと、本当は書きたくないのですが書かないと「当事者じゃない人がごちゃごちゃ言うな」と言われるから。なぜ自分がセックスワーク元従事者だということを言いたくないかと言うと、結局フェミニストの中でも普通にセックスワーカーを差別する人がいるから。グラビアで脱ぐことでも何回もフェミニスト(まではいかなくても、女性を性暴力から守ろうとする人とか)から差別的な発言を受けているのでこわいんです。

素股が何かを教えるのはいいと私は思うんですが・・・

「素股が何か」ということを書くことは別に私はいいのかなと思います。
ただ、今回の相談者の質問は「素股で妊娠するのか?」という質問のはずでした。

記事の中で「安全な素股の方法」として紹介されており、いつも言っている「妊娠や性感染症を防ぐならコンドームとピルを」ということが一番に書かれていませんでした。それがまず一番伝えなければいけないことなのではないでしょうか?

この記事の書き方だと、紹介している方法なら大丈夫、と思ってしまう人も出てくるのではないでしょうか。
紹介している方法でも当然100%妊娠しない方法ではありません。
やってみないと自分の手に相手の男性器がきちんとおさまるかもわからないし、ちょっとしたことですぐに男性器とこっちの粘膜も触れてしまうと思います。

そもそもなんですけど、どういう背景で素股が求められることが多いのか、ということもきちんと知っておかなければならないと思います。
素股って主に性風俗で使われる行為で、それは本番(男性器を挿入すること)ができないから代わりに挿入してる感を味わいたくて行われる行為であること。
そして、性風俗で素股をする時に本当に悪質なのですが、多くの人がうっかりを装って挿入しようとしてくること。
だからこそ主導権を自分が持つことを絶対と書いているのだと思いますが、そもそもこっちが絶対的な主導権を持たなければ危険な行為を、コンドームをつけない状態で「やっても大丈夫」かのように書いてしまうのは本当にこわいと思う。
(勝部元気さんが素股をセックスワークのカルチャーと仰っていて、答えている方がが「勝部さん自身ががそう思っているだけ」というようなツイートをしていましたが、そもそも答えた方ががここで呼ばれているということは素股はセックスワークのカルチャーなのだと思う。そうでなくても、記事を作った人がそう判断してあの方に依頼したのではないですか?)

私が働いている時はこれが本当にこわくて、普通にコンドームして挿入してもらった方がましだわと思っていました。
だから、性風俗で働いていない人がこれをやるってなった時、その背景に一体どういうやりとりが行われているのかということも想定して質問に答えるべきだと思いました。

素股は女性は体的に気持ちよさを感じるものでは基本的にないと思うので、考えられるのは「生理中で挿入できない時」とか「コンドームがないから挿入できない時」とか「男性に頼まれてやりかたを覚えたい時」とかなのかなと思います。(もちろん自分でどうしてもしたい!という女性がいないとは思わないけど、自分がそれをしたいと思った目的はなんなんだろう?という点は考えて欲しい。)

それってきちんと対等にセックスへの同意が取れているというのかな?と思うんです。

こういう背景が考えられるような行為なので、まずは「あなたがやりたくないなら断ってもいいのですよ」ということ、それでも本人がやりたいのならばやはり避妊は通常の挿入と同じようにコンドームをすること、それプラスやりかたを載せていればよかったのではないかなぁと、そんな気持ちで署名しました。

セックスワーカー差別ってどういうこと?

さて、今回署名や多くの人がこの件を批判しました。すると、それに対し「素股なんて中学生に教えちゃダメ、というのは性教育ではない」とか、「セックスワーカー差別だ」という話が出てきました。署名が削除されたのもそういった理由からでしょうか?
セックスワークの構造や職業批判について言及すると、いつものようにこういったやりとりがなされます。

上記で書いたように、素股って本当に危ない行為だったと今でも思います。それについて、「ワーカーでも危ないと思うような行為を安全な方法があると言って中学生に教えないで」という声が、セックスワーカーや職業差別だと。本当にそうでしょうか?

いつも思うのですが、こうやってセックスワークを批判するとワーカー差別だということにして、職業への批判を黙らせようとされているようでモヤモヤします。

私はグラビアの仕事をしていて過去に性暴力に遭っていますので、加害者が悪いのは当然のこととして、「そもそもグラビアをやりたくないのならやる必要はない、ということを知っておいてほしい」ということを#MeTooの記事で伝えました。

そもそもグラビアを求められることのほとんどが女性で、(男性のグラビアも実は0ではないので、セックスワークの男女の比率から考えても近いと思います)男性優位な社会があって存在している職業なわけだから、やる前にじっくり考えて、本当に自分がやりたいのか考えてほしい、と。
でも、それを「グラビア差別だ」とは言われませんでした。しかし、それをセックスワークに対してすると「セックスワーカー差別」ということになります。なぜなのでしょうか?セックスワーカーよりグラビアの方が差別されているという実情がないから?いやいや、グラビアの中でも着エロというジャンルをさせられた私は、かなり偏見と差別を受けてきたと感じています。(性暴力にあったのはそういう仕事してるから、と言われたり、脱いだことで汚いとみなされたりというのは日常茶飯事。)

スティグマを植え付けるということを理由にして、セックスワークへの批判を塞ごうとするのはおかしくないですか?セックスワークも仕事なのだから、労働なのだから、当然仕事自体の批判はあるし「働かない方がいい」という声だって主に当事者からあがることはあるはずです。どんな職業だってそうだし、その職業のブラックなところは共有していかないと。それを知ったうえで働くか働かないか、どんな職業だって知る権利があるはずです。私はグラビアの仕事も葬儀の仕事も、やりたくない人にはやってほしくないからそれを言うこともあります。それって差別か?
それとワーカー自体への差別や排除するようなことはイコールではないはずです。

性的なサービスの提供の是非は今の私には判断できない

私自身は、「性的サービスを提供する」ということ自体の是非は今の段階ではわかりません。性的なサービスを特別なこととみなしてしまうことは、セックスは神聖なものだとかそういう思い込みによるものな気もするし、整体などのマッサージは健全で性的な個所になるとだめなのか、と言われるとそんなの区別ができるものなのか?受ける側の気持ちが違うってだけでは?とも思います。

だけど、今現在の日本の男尊女卑の中で存在している性的サービスの提供は、その内容ではなくて構造としてみんなが一旦立ち止まって考えていかなければいけないことだと思います。だって、なんで男性向けの風俗がこんなに多くて女性向けの風俗がこんなに少ないの?働く人の割合にこれだけの差がある以上、そこって考えていかなければいけないことだし、差が出るってことはここに女性差別が関わってきていることは当然じゃないですか。それをすっとばした状態でのセックスワーカーの話ばかりされているようで、とても気持ち悪いです。

洗脳状態というのはある、だけど、その時はわからないし、他人が判断できることでもない。だからこそ

よく、「風俗で働かざるを得ない人」の話をしようとするとこれも差別かのように批判され、「自ら選んで働いている人もいる」「主体的に働いている人もいる」と言われますが、そりゃそうでしょうね。どちらもいるという話をしているのに、働かざるを得ない人の存在を無視してまるですべての人が自らの意思で選んで働いている、主体的に働いているということにされてしまっているようでなりません。

私がセックスワークで働き始めたのは、レイプされたことがきっかけでした。レイプされてその後すぐに働いています。その時は自分がなぜ風俗で働くことを選択したのかわかりませんでした。今思えば性暴力を受けたことによる自傷行為だったのかもしれません。
いつも今すぐやめたいと思っているのに、なぜかそこでしか自分は働けないと勘違いして、結局10年近くあの業界にいました。初めて働いたのは高校生の時です。

10年経って昼のアルバイトをしっかりしはじめて、初めて知りました。自分は風俗以外の仕事ができるんだ、と。というか、風俗より私にとっては昼の仕事の方が楽やん、と。
「女はなんかあったら体売ればいいから楽でいいよな」というセリフ、聞いたことありませんか?その言葉によって私は、風俗って楽な仕事だとずっと思いこんでいました。でも、私は全然楽じゃなかった。仕事に行く日になると行きたくなくなるし、待機室で待っている間「今日はお客さんつかずに帰りたいな」と毎回思うし、接客をするたびに吐きそうでした。でも、世間は風俗は楽だっていうし、風俗の仕事も満足にできない自分が昼の仕事できるわけがない。本気でそう思い込んで、昼の仕事に挑戦することがしばらくできませんでした。

出勤中はいつもレイプされている気持ちでした。

でも、そういうことも辞めてフェミニズムに出会うまで認識できなかった。そして、それを「あなたは主体的に選択していた」と言われるのは正直めっちゃきついです。主体的なの?あれ。
だから、もし自分みたいな人がいるならば、働きたくないと思いながら働いているならば、辞めても絶対に生きていけるということを知ってほしいと思った。そう思って、私は過去の自分にいうように「本当にその仕事じゃないとだめなのか?生活保護はないのか?自己破産はできないのか?」というようなツイートをしたことがあります。その時もたくさんお叱りを受けました。セックスワーカー差別だと。

でも私は、私に対してずっとそういう気持ちを持って生きてきました。確かに人に投げかける言葉ではないですね。それは反省しました。自分に言うのと人に言うのでは意味が全く違ってきますから。
私は当時の自分をずっと責め続けています。なんで自分ともっと向き合わなかったのか、なんで自分の痛みにもっと敏感にならなかったのか、なんでやりたくないことをずっとやり続けたのか。私は風俗で働きたくなかったです。私には合わなかった。私にとってはほかのどんな仕事よりも苦痛だったからです。でも、当時はこれしかないと本当に思い込んでいた。洗脳状態だったと思います。

でも、当時の私に洗脳状態だよと言っても到底聞き入れないと思います。それに、実際のところ他人が他人に洗脳状態かどうか、なんて判断できることじゃないと思います。だからこそ、働く前に知識を持ってほしいのです。それを選ばないという選択を誰でもできるよ、ということを。自分で自分はこの男尊女卑の社会に洗脳されていないのか、判断できる状態になってほしいのです。
そうなって初めて、「自分で主体的に選んでいる」になるのではないでしょうか。今の私が風俗で働くことを選んだらそれは主体的に選んだ、になるのでしょうね。他にも選択肢があることを自分が知っていますから。

嫌なことをしなければいけない仕事はほかにもたくさんある?

よく「嫌な仕事なんて風俗だけじゃない、どんな仕事だっていやいややっている人はいるのに、風俗だけ特段それが悪いことのように扱うのは差別だ」と聞きますが、 ここで取り上げるべき点は「やりたい・やりたくない」ではなく「選択肢が他にあるのか・ないのか、あったとしてもないと思い込んでいないか」というところだと思います。 例えばどうしてもコンビニで働きたくない人がいるとしましょう。その人は、同じくらいの給料で同じくらいの採用のハードルで、同じくらいの出勤時間でほかの業種が選べることが多いと思うんです。どうしてもコンビニで働きたくないのに、コンビニを選ばざるを得なくなるってこと、あるのでしょうか?

でも、セックスワークはそういうことが起こってきます。働き始めるときの条件がすごく緩いからだと思います。得られるお金も 瞬間的には大きい。

その際に何をもって選択肢があるというのかというと、私は

・採用ハードル
・シフトの融通
・時給ではなく本数でのお給料
・すぐに働き始められるか

という点で同じ条件の労働が他にあるのか、というところを見るべきだと思います。

・採用ハードル
今のようなコロナの非常事態ではわかりませんが、私の感想では通常時は働くことができない女性はあまりいないように感じます。(年齢もある程度まで働けます)
もちろん資格は必要ありません。職歴も必要ありません。無職とされる期間があっても雇ってもらえます。

シフトの融通
キャストやお店によって違いはあると思いますが、基本的にはかなり融通が利きます。週一から、月一でもオッケーとされるお店もあります。
基本的に日にちも時間も自己申告制です。
体験入店のように、1日だけ働くということも可能です。

・時給ではなく本数でのお給料
キャストやお店によって当然違いますが、基本的にお給料は一本いくら、です。
お客さんが来なかった時は最低時給が払われます。お客さんの入りによりますが、短時間で比較的多くのお金がお給料としてもらえます。

・すぐに働き始められるか
先述したように、体験入店というものもあります。多くのお店が、「今日から働きたいのですが」と言えば働くことができます。(私が働いていたときから今は状況が変わっていたらすいません)

さて、日本に他にこのような仕事があるのでしょうか?私には思いつきません。
他にないのに、「選択肢がある」と言えますか?

「貧困で現場仕事や建設業に行く人もいるんだから一緒だ」という人もいるようですが、
・採用ハードル
・シフトの融通
・時給ではなく本数でのお給料
・すぐに働き始められるか

これらの点で見て、建設業と同等なものはほかにもあるように思えます。派遣の単発の仕事など。現場仕事や建設業に限られないはずです。

だったら女も現場仕事をすればいいと思いますでしょうか。
なぜ現場仕事を選ばず風俗を選ばざるを得ないのか。

例えばシングルマザーであったら、育児の時間が必要です。
加えて一人での育児と労働。
まず8時間働くこと自体が難しいこともあります。

そもそも、男性と女性の身体的能力には平均的に差があります。
男性が多い現場仕事などの力仕事に、女性にも同じように入口が開かれているとは思えません。

力仕事が出来ないなら勉強や資格所得などに力を入れるべきだったのでは?
そうお考えになるでしょうか。
まず、男性より平均的に女性の方が力が弱いことは何も悪いことではありません。生物的な違いです。(もちろん弱い男性、強い女性もいます。平均の話です)

そして男女で勉強に挑戦する環境が同じだと言えるでしょうか?

幼い頃から「女の子だから大学にはいかなくていいね」と言われていました。
私と同じくらいの成績、むしろ私より下だと思われる男の子たちは当然のように大学に行きました。大人になって、大学を出ていないとこんなに働き口が減るのか、とびっくりしています。
医学部の入試差別がボロボロと判明しています。
専業主婦に一度でもなれば、無職の期間ができてしまいます。退職や転職もです。
一度無職の期間が出来た人に対しての日本の就職がどれだけ大変か、ご存知ですよね?転職をすればするほど、再就職が難しくなることも想像できるでしょう。

職場におけるセクハラも、男性が受けるより圧倒的に女性の方が多いです。(もちろん男性もいます。差の話です)
退職した人は原因がセクハラであっても言わなかったということが多いそうです。
男性であれば、仕事を続けられたかもしれませんね。

所謂「昼職」というものにつかない、つけない理由は男女でかなり違いがあると思います。

今の社会で主体的かどうか判断するのって、難しいと思う

「風俗で働くのはその女の努力が足りなかったから自己責任だ、嫌でも仕方ない」という前に、上記に挙げたようなもの全て男女同じにしてください。その上でどれだけの女性がセックスワークを選択するのか。それを私は知りたいです。そうなってもなおセックスワークを選ぶのならば、それはその人の主体的な選択だと思います。

未だ女性が社会からはじかれるような日本社会の中では、本当に私たちが主体的にセックスワークを選んでいるかどうかの判断なんて、なかなかできないと思います。私が働いていたときは、とにかく自分が無気力だった。それは性暴力や女性差別に遭いまくった結果の無気力だったと思います。その結果、私は風俗でしか働けないと思い込んだ。そして自分に合わない仕事を辞められなくて、どんどん精神を病みました。

それに、大学に行っていない女性は結婚するか風俗で働くかキャバクラで働くかしない限り、ある程度の高収入(と言っても生活に余裕があるような感じ、月に25万くらい稼ぐこと)は無理だと思い込んでいました。
一回フリーターになったら正社員にすらなれなさそうだし。自分から見た社会は当時そんな感じだったので、最初から頑張って挑戦しよう、という気持ちにはなれませんでした。これってやっぱり私が女だからだよね。

セックスワーカーを可哀想だということにするなというけれど、私は当時の自分のこと可哀想だったなと思います。こういうセックスワーカーもいるんですよ。
「可哀想だと決めつけるな」と言って、可哀想なワーカーまで可哀想じゃないことにしないでほしい。いろんなワーカーがいるよ、ですよね、実際は。

「セックスワーカーは当然多様だ」と言って、セックスワークで嫌な思いをしてきた当事者を当事者とみなさずに黙らそうとするの、すごく変だと思います。誰だって自分がしてきた仕事のこと、自分から見える経験を語る権利があるはずなのに。

あとこれ、純粋に疑問なんですが、「仕事のため・お金のため」として性的な行為をするって、性的同意という観点からしてどうとらえればいいのだろうか。「仕事」だから関係ないのかな?でも、心への負担が違うとは思えないんだけどなぁ。積極的同意って言えないよね?どうなのだろう。

セックスワーカーへの差別も当然なくしてほしい

で、セックスワーカーが殺害されるような事件がある時に「そんな仕事をしていたから」というような二次加害とか、風俗で働いていた過去があるからそれ以降の人生で仕事を制限されるとか、わかりやすく「なんでそんな仕事してたの?」とか、そういう差別やめてください。グラビアにも同じようなこと言えますが。
極端なんだよと思います。構造批判はワーカーを差別しなくてもできるでしょうと。

風俗という仕事が存在してたから働いていたのに、なんか悪いことしましたかね?そうやって国全体で「悪い仕事」かのように扱うくせに、普通に存在することを認めてるって意味が分からない。風俗をよく利用する人がセックスワーカー差別するとかね。なぜ買う人が堂々としていて買われる側だけ汚いみたいな扱いされなあかん?不特定多数の赤の他人と性的なことしてるのはお互い様だろーが、と思いますけど。

自由に不特定多数とセックスすることはいいのに、そこに金銭が絡むと「汚い」みたいになるのはちょっとよくわからない。

当事者ってだれ?

今回セイシルで答えていた方は、私が過去にセックスワークをしていたことを知っているのですが(以前お伝えしました。)、岡村隆史さんへの署名を私が始めたときに「当事者じゃない人たちが色々とやっている」というような発言をされていたため、信用できず以前からブロックしていました。彼女にとって私は当事者じゃないのでしょうか。よくわかりません。

でも私は、岡村さんの風俗発言の時にも思ったのですが、働いていない人が「女は困ったら風俗で働けばいいからいいよね」とか、「コロナで困った人たちが来る」とかって言われてる時点で、もはや女性はみんな当事者のような気がしますけどね。

私自身まとまっていないので、読みづらかったでしょうし足りないところが沢山あると思います。また改めて書くかもしれないし、書かないかもしれないです。でも、今回の件でセイシルを批判した人たちが差別している、ということにされるのはおかしいと思ったので書きました。

私は自分の経験を自分の思った通りお伝えしたいだけです。その権利は誰にでもあるはずです。セックスワークを肯定している人も、嫌だったと思う人も両方とも。

素股のこととかセックスワーカー差別のこととか” に対して2件のコメントがあります。

  1. あみみ より:

    石川さんが性産業従事者(セックスワーカー)だったとは初めて知りました。
    高校時代から、芸能活動時代から10年間やられていたとのことで、衝撃を受けました。高校生でもそんな仕事をさせられるなんて、あわや犯罪じゃないですか。石川さんの地元?東京?おそろしいです。
    グラドルだと当たり前のことなのでしょうか。現在のグラドルの皆さんもそうだとすれば、そもそもグラビアが仕事として成り立っていない職業だと思います。女性への搾取構造になっていると思います。芸能界を正すためにもその辺の事情を詳しく発信していって欲しいです。

  2. しの より:

    勇気づけられました。読めてよかったです。

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