もう空気なんて読まない もう空気なんて読まない

「私は私を見捨ててはいけないのだ。私を救ってあげる責任が、私にある」

ヒールで足を怪我しながら働くことは、果たして幸せと言えるのだろうか? #KuToo運動を展開し、英BBC「100Women」にも選ばれた石川優実が、自分を幸せにするためにとことん自分と向き合う日常を綴ったエッセイ。自分を大切にするって、一体どういうこと?どうしたら幸せになれるんだろう?その答えは、この本とあなたの心の中にある。

こんな人におすすめ

・頑張って空気を読んできたのに、人生が全然うまくいかない
・男性に愛されるために頑張ってきたけどもう疲れてしまった
・歳をとって醜くなることが怖いと感じている
・パートナーに対して怒ってしまう自分を感情的でみっともないと感じている
・夫と家事や育児のことでもやもやしているけど、うまく伝えられない
・色々な恋愛指南書を読んできたのに全然幸せになれない
・自分を大切にしろと言われるけど、具体的にどうすればいいかよくわからない
・自分の容姿に自信がない、過去に容姿をバカにされて傷ついたことがある
・B'zが好き

石川優実プロフィール

1987年生まれ。岐阜県出身。
俳優、フェミニスト、アクティビスト。高校時代にスカウトされ、芸能活動を開始。2014年、映画『女の穴』で初主演。2017年、グラビア活動で受けた性被害を告発し、#MeToo運動を展開。2019年1月に、職場でヒールやパンプスを義務付ける行為は女性差別にあたるとして発信したツイートが#KuToo運動として広がり、厚生労働省へ署名を提出する。運動は注目を集め、「ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)で「#KuToo」がトップ10入りした。また、同年の英国BBCの世界の人々に影響を与えた「100Women」に選ばれる。著書に『#KuToo 靴から考える本気のフェミニズム』(現代書館)、責任編集を務めた『エトセトラVOL・4 特集 女性運動とバックラッシュ』(エトセトラブックス)がある。

ページ毎に繰り出される
数々のパンチライン

インターネットで購入 Honyaclub 全国書店ネットワーク

感想コメント

  • 小原徳子/俳優

    本当は『そうだそうだ!』って言いたいけど、なかなか表立って言えない人は私以外にもいると思う。別に無理に言わなくてもいいと思う。だけど、この本を読むとの読まないで、その後の行動は少し変われるんじゃないかなと思う。ネット上だけでなくても、現実世界でも。私もカッコいい人間になるために、自分のペースでできることをしていこうと思った。

    笛美:フェミニスト・Twitterデモ#検察庁法改正案に抗議します 発起人

    なぜ傷だらけになっても闘うのか?なぜ怒りの感情を大切にするのか?いろんな枠にはまることを拒みながら、ひとりの人間として愚直なまでに闘ってる心境がかなり突っ込んで描かれていた。フェミニズムを知らなければ私はこんな風に生きていいと知ることはなかったんだろう。あと田嶋陽子さんは尊い。

  • Bさん/自営業

    端的で力強い言葉に引き込まれます。エッセイらしく口語調なので読みやすく笑ってしまう箇所も多々ありました。ただ、女性の視点から見るとこう見えるのか というものが多く、実生活の中の対人関係で相手の気持ちを考える際に大いに参考になると感じました。

    鈴木七海さん:大学院生

    みんなに読んで欲しい!エッセイの力すごい!って思いました! めちゃくちゃ力強い文章。届いて早速読んでるけどめちゃくちゃ面白い。ゲラゲラ笑えるし、共感できるし、心が楽になる!!

    Nさん:会社員

    書内イチのパンチラインは『BBAという言葉はあってもJJIというのを私は聞いたことがない。JJIもBBAも同じくらいの人口で、この世に存在しているはずなのに。』

    高橋タレス衣紗奈さん:映像制作会社勤務

    日常につながるフェミニズムが描かれていて、エッセイとしてとても面白くて、一晩で一気読みしてしまった。

    fuyafuyaさん:団体職員

    まさに日常とフェミニズム。ここまでさらけ出していいの?って驚きながら、そのストレートな視線、正直さに引き込まれていく本です。皆さんもぜひ。

    うるちまい:会社員

    石川さんの言葉、痺れた。「どれだけ嫌われていようと、みんな同じように人権があり差別や嫌がらせをされない社会」「好かれないと得られない平等なんていらない」。「フェミってなんなの?」って思ってる人にこそ読んでほしい。何度も「あるある」してヘドバン状態になった。

メディア掲載情報

幸せの答えは、この本とあなたの心の中に。